hisanohama_kanban

これは、自らも家や店舗を失い損壊して、未だに市内各地で避難生活をしながら、とにかく一歩前にでるための活動です。市内の友人親子も手伝ってくれていました。
原発事故による不安や風評が強い市内最北部の久之浜・大久地区にも、特にゴールデンウイーク中にボランティアが多数来てくれ、ものすごい土ぼこりと悪臭のなかで、住居付近の下水側溝の泥上げなどをやっていただいています。

hisanohama_volunteer

青年部は、避難中に自分たちが嬉しいと思ったことをしてお礼がしたい、地域に住んでいる人にも、元気で復興の一歩を示したい、として、トン汁、ご飯の炊き出しを実施したものです。
これには、先に広島市民グループから支援物資としていただいた炊飯器、寸胴鍋、防風用ガスセットなどが有効に使われています。
ボランティアの皆さんは、日帰りボランティアバスで茨城から来た人、郡山に泊まって毎日現地に通ってきている人など、東京や大阪などからの若い女性も年配の方もいました。

JR久ノ浜駅近くでの炊き出し

JR久ノ浜駅近くでの炊き出し

なお、昼食などは当然にしてボランティアの方々は自前で準備してきているとはいえ、温かいトン汁などをとても喜んでくれていましたし、決められた昼食時間に、うがいと手洗いをして食事ができて喜ばれていました。
当地区に住んでいる皆さんにも好評でした。