8月16日(日)、【鎮魂の花火~絆と光】が道の駅よつくら港 海浜ふれあい広場にて開催されました。
今年は夏の風物詩でもある『四倉ねぶた』も津波に流され、いわき踊り四倉大会も中止の中、地域復興を願い町全体の活気を取り戻すためとの思いを込め1000発の花火が打ち上げられ、夜空を彩りました。

恒例の花火大会は、今年は東日本大震災による多くの犠牲者を弔うため慰霊碑に献花台が設置され、来場されたお客様が菊の花を手向け、ご冥福を祈りました。

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会場内では多くの出店や屋台が軒を連ね、たくさんの方々が来場し賑わった様子。
こんな時だからこそ!!と…地元四倉町や隣接する町の有志達が一致団結し一生懸命会場内を盛り上げ、頑張っていました。
みんなに元気を与えるために…
みんなが笑顔になるために…♪

午後1時から始まったイベントではコンサートやフラダンスなどたくさんの見どころがあり、会場内は大盛り上がり!!そろそろあたりが暗くなる頃には、皆こころなしか空を見上げはじめ、いよいよ心待ちにしていた花火が打ち上げられました。

四倉の夜空を彩った約1000発の花火

四倉の夜空を彩った約1000発の花火

地域の小さな小さな花火大会でしたが…見上げた空の花火を見てみんなが笑顔でした。
『復活にはお祭りが相応しい』…今年の夏はそれぞれが感じた特別な思いを胸にステキな一日でもありました。
きっと、津波被害に遭われた地元住民も 四倉の地できれいな花火に癒されたことでしょうね。