当町は、産炭地域として最盛期には、大小7鉱山を数え、石炭産業に依存する商工業者が自然発生した。
昭和24年好間村により商工業振興対策が施行され、中央商店会、元山商店会、古河地区商店会が順次設立された。
また、昭和28年に有志により商業協同組合が結成され、組合員に転貸融資等を行い商工業振興に寄与してきたが、エネルギー革命により、石炭産業は凋落し、人口の激減と共に商工業者の打撃も甚大となった。この時期に商工会法が制定され、昭和36年9月に県知事の認可を受け、商工会が設立した。
その後、昭和49年に好間商工スタンプ会が設立し商店街の活性化をもたらした。また昭和50年には下好間叶田団地ができあがり人口の増加に繋がった。しかし、昭和63年に常磐自動車道、国道49号平バイパスの開通に伴い車の流れが変わり、商業活動に大きな影響を与えた。また、大型店の進出に伴い、小売業者は大きな打撃を受けた。
一方で、いわき好間中核工業団地が昭和62年より操業を開始し平成3年には分譲を終了。これに伴い事業所数だけは大幅に増えた。
さらに、平成18年度には上好間団地が建設されたが、平成元年から再び減り始めた人口には歯止めが懸かっておらず、商店街も活性化を図れないままでした。
このようなことから、商工会では、地域総合振興事業として商店街の活性化のため、だいすきな「よしま」街づくり事業に取り組んでおり、「よしま二百円商店街」、「よしま商店街スタンプラリー」「好の市」そして、「ジャンボメニューでまちおこし」など様々な施策を展開している。
(福島県商工会連合会 商工会法施行60周年記念誌 令和2年度)
所在 | 〒970-1152 福島県いわき市好間町中好間字田中25 |
---|---|
TEL | 0246-36-3133 |
FAX | 0246-36-3180 |
yoshima1@coral.ocn.ne.jp | |
URL | http://www.do-fukushima.or.jp/shoukoukai/yoshima/ |
会長 | 高橋孝光 |
副会長 | 篠原福一 |
副会長 | 下坂浩一 |
会員 | 264名(組織率 61.3%) |
アクセスマップ |