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福島県発行の広報誌「ふくしまからはじめよう。 ゆめだより2月号」
今月の“ふくしまの食”は
いわき市の県立平商業高等学校 流通ビジネス科の生徒さんが取り組んでいる
県産品を使った商品の開発・販売の特集です。

生徒さんは平成20年度からこの取り組みを始め、

平成22年度は宮城県で水揚げされたカツオを使用した甘さ控えめのかりんとう
「かつりんとう」を開発、

平成23年度はいわきの観光スポット“スパリゾートハワイアンズ”をほうふつさせる
“ブルーハワイ味”と
いわき市の特産品である“梨”味のラムネ
「フラムーネ」を開発、

平成24年度はいちごを使った「どらいちご」「焼きドーナツ」を開発しました。

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平成24年度開発に関わった事業所はふるさと産品事業所でもあり、
田人観光いちご園のいちご(章姫)を使用し、
玉屋菓子店(四倉町)が「どらいちご」と「焼きドーナツ」を製造しました。

田人観光いちご園は章姫という品種のいちごを栽培しており
口当たりがやわらかく、みずみずしい食感で、甘味が多く酸味が少ないのが特徴ですが
皮が薄く、運搬の際にいちごが非常に傷みやすいことから
市外への流通が難しいのに加え
風評被害により売れ残ったいちごを廃棄しているという話を聞いた平商業高等学校の生徒さんから
それを利用し、商品化したいとのお話がありました。

玉屋菓子店は市内の農産品を使い、開発に力を入れている和菓子店で、
素材にこだわり、全ての商品を手作りで提供しています。
それ故、賞味期限が4~5日となり、県外でのPR販売の機会が少ないのが現状です。

両事業所とも県外の方にも商品をご賞味いただきたいと考えられておりますので、
いわきにお越しの際は是非足を運んで、商品をご賞味ください。

今回掲載した広報誌「ふくしまからはじめよう。 ゆめだより」は
福島県のホームページ
にてご覧いただけます。

また、平商業高等学校の生徒さんの取り組みの詳しい内容は
ふくしま新発売。よりご覧いただけます。